YM60JISv2 ビルドガイド
2026-05-18
1. 本書について
本書は自作キーボードキットYM60JISv2のビルドガイドです。
2. 準備
2.1 内容物の確認
| 番号 | 品目 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | YM60JISv2 スイッチプレート (ハイプロファイル用) | 1枚 | 1.6mm厚 |
| 2 | YM60JISv2 スイッチプレート (ロープロファイル用) | 1枚 | 1.2mm厚 |
| 3 | YM60JISv2 メイン基板(PCB) | 1枚 |

2.2 別途用意が必要な部品(ハイプロファイルで組む場合)
下記は本キットに含まれません。国内外の自作キーボード専門店や電子部品販売店などから別途調達してください。
| 品目 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|
| Cherry MX互換キースイッチ | 68 | Cherry MXもしくはその互換品 |
| Cherry MX互換キーキャップ | 必要数 | Cherry MXもしくはその互換品 |
| PCBマウント型スタビライザー (2uサイズ) | 3 | 幅の広いキーの押し下げを安定させる部品です。左Shiftキー、スペースキー、Enterキーに用います。(※プレートマウント型やロープロファイル向けは使用できません) |
| Poker/GH60互換60%サイズキーボードケース | 1 | Poker互換、60%、GH60対応品、などと称して販売されているトレイマウント型のケースが利用できます(※すべてのケースで完全な互換性を保証するものではありません) |
2.3 別途用意が必要な部品(ロープロファイルで組む場合)
Caution
ロープロファイル構成は対応部品が限られており、調達難易度が高くなるため上級者向けとなります。
下記は本キットに含まれません。国内外の自作キーボード専門店や電子部品販売店などから別途調達してください。
| 品目 | 数量 | 備考 |
|---|---|---|
| Gateron Low Profile 3.0互換キースイッチ | 68 | Nuphy社の最新ロープロファイルキーボードで用いられているGateron Low Profile規格のスイッチのみに対応します |
| Gateron Low Profile Plate Mount Stabilizer (2Uサイズ) | 3 | Gateron社が販売するロープロファイル向けのプレートマウントスタビライザーのみに対応します |
| Cherry MX互換キーキャップ | 必要数 | PFFプロファイルなどのロープロファイル向けキーキャップの利用を推奨します |
| Poker/GH60互換60%サイズキーボードケース | 1 | Poker互換、60%、GH60対応品、などと称して販売されているトレイマウント型のケースが利用できます(※すべてのケースで完全な互換性を保証するものではありません)。ロープロファイル向けに作られているもの推奨 |
2.3.1 Gateron Low Profile 3.0スイッチについて
2026年5月現在、流通しているGateron Low Profile 3.0スイッチは下記のみです。これ以外のロープロファイルスイッチは使用できません。
Gateron公式のほか、Amazon、Nuphy(日本ではDIGIART)などから購入できます。
Caution
ロープロファイル向けのキースイッチには様々な種類があります。下記は本製品で使用できませんのでご注意ください。
Keychron製のキーボードで採用されているGateron Low Profile 2.0とは互換性が無く、本製品では使用できません。見た目が3.0と非常に似ており、かつシリーズ型番も「KS-33」で同じであるため、極めて紛らわしいです。誤って購入しないようご注意ください
Lofree製のキーボードで採用されているKailh Choc v1/v2とは互換性が無く、本製品では使用できません。多くの自作キーボードではKailh Choc v2が採用されているためよく流通していますが、誤って購入しないようにご注意ください
2.3.2 ロープロファイルのスタビライザーについて
Gateronから発売されているGateron Low Profile Plate Mount StabilizerもしくはGateron Low Profile Sky Plate Mount Stabilizer(色違い)のみが利用可能です。AmazonのGateron公式ストア等から購入可能です。
Caution
ロープロファイル向けのスタビライザーも様々な種類があり複雑です。誤って購入しないようにご注意ください
本製品に対応するGateron Low Profile Plate Mount Stablizerは、Gateron Low Profile 2.0と3.0両方に互換性があります。販売サイトによっては3.0への対応が明記されていないことがありますが、問題ありません
Kailh Choc用プレートスタビライザーは使用できません
2.4 適合するキーキャップサイズ
下記の通りのキーキャップが必要です。

| サイズ | 数量 |
|---|---|
| 1u | 58 |
| 1.25u | 5 |
| 1.5u | 1 |
| 1.75u | 1 |
| 2u | 1 |
| 2.75u | 1 |
| ISO Enter | 1 |
フルプロファイル向けのキーキャップセットは選択肢が多く存在しますが、ロープロファイル用のキーキャップセットは限られており、2026年5月時点では下記のみです。
- JezailFunder製LAKキーキャップのバラ売りの方で揃える
- その他、Group BuyなどでPFFプロファイルのキーキャップセットを入手する
また、既製品で日本語配列向けの印字があり、かつYM60JISv2に適合するキーキャップは殆ど存在しません(※)。印字が重要な場合は、Yuzu Custom KeycapでPFFプロファイルのセットをオーダーするのが確実です。
※ Acid Capsシリーズが日本語配列向けの唯一の選択肢です。但し、ロープロファイル向けのセットにはスペースキー(2.75u)が含まれないため、Shiftキーで代用となります
3. 組み立て
※組み立てを始める前に、基板ウラ面の部品の状態がわかるような写真を撮影しておくことをお勧めします。初期不良で問い合わせる際の説明に役立ちます。
3.1 スタビライザーの取り付け
3.1.1 ハイプロファイル向けの場合
PCBの丸い切り欠きのある方にプッシュピン側(ネジ止め式の場合はネジ側)が来るように、スタビライザーの向きを揃えます。

ワイヤー側の爪を基板ウラ面に引っ掛けます。

プッシュピン側を丸い穴に押し込みます。ネジ止め式の場合は基板ウラ面からネジを締めてください。

3.1.2 ロープロファイル向けの場合
プレートの切り欠きがある方にワイヤーが来るようにスタビライザーの向きを揃え、プレートのウラ面からスタビライザーの足をオモテ面に通します。

ワイヤーがある側の足のくぼみをプレートに引っ掛けます。

もう片方の足をプレートオモテ面から押し込めば取り付け完了です。

3.2 スイッチとキーキャップの取り付け
基板のオモテ面の上にスイッチプレートを重ね、基板のスイッチ取り付け位置とスイッチプレートの穴が一致していることを確認してください。
そして、スイッチプレートの上からキースイッチを取り付けます。プレートと基板の間はある程度の隙間が空いた状態が正常です(ハイプロファイルで約3.5mm、ロープロファイルで約1mm)。
Caution
取り付けの際はスイッチのピンが曲がらないように優しく差し込んでください。ピンが曲がった状態で力をかけてしまうと、曲がったピンでソケットが押されて基板の部品剥がれに繋がります。組立時の破損は保証対象外となりますので注意してください。
Gateron Low Profile 3.0スイッチは爪が大きく、硬い素材のプレートにハマりにくいことがあります。このような場合はピンセットなどでスイッチの爪を押しながら押し込むと入れやすいです。

4. 使用
4.1 動作確認
コンピュータとYM60JISv2をUSBケーブルで接続し、キーボードとして認識され、文字が入力できることを確認してください。
初期キーマップは下記のとおりです。

4.2 キーマップのカスタマイズ
キーマップのカスタマイズと設定はVialというツールで行えます。直感的な画面のため、ある程度は触って理解できるかと思います。詳しい使いかたは各自お調べください。
5. その他
5.1 ファームウェアの書き込み方
※トラブル時など、必要がある場合のみ行ってください。
YM60JISv2の初期ファームウェアは下記にあります。
6. 故障かなと思ったら
下記ページを参照してご確認ください。
初期不良と思われる場合はサポートポリシーご参照のうえお問い合わせください。